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  <title>とっこの呼吸。</title>
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  <description>読んだり、書いたりの日々</description>
  <lastBuildDate>Fri, 11 Nov 2011 04:22:36 GMT</lastBuildDate>
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    <item>
    <title>わたしの愛人はもの書きだけれど。</title>
    <description>
    <![CDATA[わたしの愛人はもの書きだったけれど <br />
あの人と文学のはなしや <br />
有名な作家のはなしなどしたことはない <br />
<br />
わたしたちがやることは <br />
もっぱら呑みに行くことだった <br />
<br />
新宿のゴールデン街や <br />
なぜかしら、たまに吉祥寺にも行く <br />
もちろん必ず手を繋いで <br />
<br />
わたしが荻窪に引っ越したおりに <br />
あの人が小さな絨毯を買ってくれた <br />
きれいな色の絨毯でね <br />
よくわかってるわね、と思わせる色なのよ <br />
<br />
君はおっちょこちょいだし <br />
落ち着きがなく家を走り回るから <br />
絨毯がずれないようにしないとね、と言いながら <br />
滑り止めのテープを絨毯の裏に貼ってくれたのよ <br />
わたしは、あの人のそういうところが <br />
本当に本当に好きなの <br />
<br />
きのうの午後三時過ぎに <br />
あの人のご遺族から連絡をいただいたの <br />
生前に父がお世話になったみたいで、って <br />
電話を切ったあと <br />
ちょっと笑っちゃったのよ <br />
あの人の声によく似てたから <br />
<br />
だから、あの本をね <br />
今日は、久しぶりに読んでいるの <br />
<br />
あの人が <br />
必要ならば読みなさい <br />
そういって持ってきた本を <br />
<br />
そうそう、ご遺族の方がね <br />
残りの本をわたしにくださるんですって <br />
嬉しかったし、それで十分なの <br />
わたしには、少しばかりの貯えもあるんだし <br />
もう年寄りだから <br />
<br />
わたしの愛人はもの書きだったけれど <br />
あの人と文学のはなしや <br />
有名な作家のはなしなどしたことはない<br />
]]>
    </description>
    <category>詩</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E8%A9%A9/%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AE%E6%84%9B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%82%82%E3%81%AE%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%81%A0%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%80%82</link>
    <pubDate>Fri, 11 Nov 2011 04:22:57 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>月のほころび</title>
    <description>
    <![CDATA[眠っちゃだめだよ <br />
<br />
目をあけてごらんなさいよ <br />
<br />
ほうら、お月さまがきれいなんだから <br />
<br />
こらこら、眠っちゃだめだよ <br />
<br />
いまは、まあるい、この月だって <br />
どうせ、ほころびてゆくんだから <br />
いま、眠ったって、どうってことない <br />
<br />
また、きみって人は <br />
月は、ほころびるのではなくて <br />
欠けてゆくんだよ <br />
<br />
でも、あたしは、ほころびるって方が好き <br />
<br />
そう云って <br />
すーすーと寝息をたててる <br />
<br />
月のほころび <br />
架空のお庭に <br />
うさぎは跳ねる <br />
いまは満月<br />
]]>
    </description>
    <category>即興の詩たち。</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E5%8D%B3%E8%88%88%E3%81%AE%E8%A9%A9%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%82/%E6%9C%88%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%B3</link>
    <pubDate>Fri, 11 Nov 2011 04:22:18 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>キャベツを食べながら</title>
    <description>
    <![CDATA[女は子供を産むことで <br />
いったい何を手に入れるのだろう <br />
<br />
そのようなことを <br />
キャベツを食べながら <br />
ぼんやりと考えていましたら <br />
窓の外には月がありました <br />
<br />
この月をすべて飲み込む <br />
キャベツごと飲み込む <br />
<br />
批判めいた思考には <br />
比較するなにかしらが必要 <br />
なので、わたしは、反対側から考えました <br />
<br />
女は子供を産まないことで <br />
いったい何を手に入れるのだろう <br />
<br />
あぁ、それでも <br />
そこには、さきほどと <br />
寸分の違いもなく月がありました <br />
<br />
産まないことが自由であれば <br />
産むことも自由であろうに <br />
産むでもなく、産まないでもなく <br />
産める可能性に縛られているのだなぁと思いながら <br />
月に照らされた指を見ますと <br />
青白く、しゅっとしていました <br />
爪は、さらに、しろく見えました <br />
<br />
女よ、女よ、女たちよ <br />
何度も叫びました <br />
正確に言えば、心の中で <br />
<br />
公園のブランコが <br />
ときおり、ギーと音を立てる <br />
そちらを見たい気もしましたが <br />
月から目をそらすと <br />
わたしは、ただの、女になってしまいそうで <br />
どうしてもできませんでした <br />
<br />
月あかりの下で <br />
キャベツを食べながら <br />
わたしは、少女のままでいたかったのです <br />
<br />
だってもうすぐ <br />
すぐ、すぐ、すぐに <br />
あなたがお帰りなのだから <br />
<br />
失われたキャベツ <br />
存在し続ける月 <br />
タクシーに乗り込むあなた <br />
全てを受け入れる、わたし。<br />
]]>
    </description>
    <category>即興の詩たち。</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E5%8D%B3%E8%88%88%E3%81%AE%E8%A9%A9%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%82/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%84%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89</link>
    <pubDate>Mon, 07 Nov 2011 15:49:58 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>哲学哲子。</title>
    <description>
    <![CDATA[私は元来、死んでいるのではないかしら？<br />
<br />
そんな風に思いふけることが常々あった。<br />
<br />
ですから、できるだけ、できるかぎり<br />
死人らしく行儀よくしておこう<br />
死人らしい日々を試行錯誤しつつ生きている。<br />
<br />
なぜ、死人らしさにこだわらねばならないかと言えば<br />
<br />
死んでいるように思うけれど<br />
実際の私は死人にふさわしくなく<br />
大声で笑い、やかましく怒り<br />
ちょこちょこと動き回り<br />
しょっちゅう食べているし<br />
<br />
これは、生き生きと生きている人の特徴ではなかろうか？<br />
そう思わずにいられないからだ。<br />
<br />
鏡をみる。<br />
<br />
私は、やはり、死んでいるのではないかしら？<br />
疑いながら口角を上げてニヤリとした<br />
どこかでみた顔である<br />
<br />
あぁ、12歳の私だわ<br />
<br />
こんばんわ。<br />
<br />
声をかけてみたけど、12歳の私は返答しない。<br />
<br />
ほら、こんなことくらいであれば、だれでも思いつきそうなものだ。ちょっと本を読むのが好きだったり、ちょっと映画を見るのが好きだったならば簡単なことだ。にもかかわらず、私は12歳の私との会話を楽しむのである、さっき買ってきた燻製を口に放り込み、シャルドネを飲みながら、―――<br />
<br />
しかしながら。<br />
<br />
会話など成りたっておらず、私が、こんばんわと言っただけ、それでも私は何かを書こうとキーボードに触れているし、こういうときに思うのだ、私は死んでいるのではないかと。<br />
<br />
質問というものは、純粋であるのだろうか？<br />
ねぇ、きみ、その批判は純粋なのか？<br />
その浪費は？その堕落は？その混沌は？<br />
いったいどこまでが純粋なのかね？<br />
<br />
≪公平に取り扱ってください≫12歳の私が12歳の分際で、言った。<br />
<br />
ねぇ、その反論は、純粋であるのかい？<br />
<br />
ですから、最初から申し上げたように、私は、元来死人ではないかしら？と思いながら、いかに死人らしく振舞うのかに神経を使いながら生きているわけです。<br />
<br />
個人的なことがらを語ることない純粋な幻想が、無駄な日々を丁寧にたんたんと美しく織り上げていくことを、私は≪生きる≫と呼んだりするの。<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>即興の詩たち。</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E5%8D%B3%E8%88%88%E3%81%AE%E8%A9%A9%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%82/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E5%93%B2%E5%AD%90%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sat, 15 Oct 2011 12:42:38 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ウンメイノコイ。</title>
    <description>
    <![CDATA[君のお尻の形が好き <br />
<br />
余所見しつつ <br />
鼻唄なんぞ唄いつつ <br />
お尻を見つめる <br />
あぁ幸せ <br />
<br />
頼みもしない音楽が <br />
流れるステレオ <br />
嬉しくなった <br />
手をつなごう <br />
<br />
君のやわらかな胸が好き <br />
<br />
眠いときも <br />
考えごとの最中だって <br />
やわらかい部分をつかめば <br />
あぁ幸せ <br />
<br />
<br />
君の家の側にある <br />
虹の上で待ち合わせ <br />
楽しくなった <br />
抱き合おう <br />
<br />
<br />
忙しいなんて気のせいだ <br />
<br />
僕の愛をこぼさないよう <br />
可愛いお口で、しっかりと <br />
<br />
君の愛をすくい上げたら <br />
少し舌も疲れてしまう <br />
<br />
さっきから <br />
信号はすべて青 <br />
赤や黄色など忘れてしまう <br />
<br />
準備はいいか <br />
月になるよ <br />
星になるよ <br />
おいで <br />
行くよ <br />
いま <br />
来た <br />
<br />
夢をみた。]]>
    </description>
    <category>詩</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E8%A9%A9/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%80%82</link>
    <pubDate>Wed, 31 Aug 2011 02:33:56 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>サヨナラ。</title>
    <description>
    <![CDATA[なんとなく、なんとはなしに予感していたことが <br />
ふっとした瞬間にやってくることがある <br />
そんな瞬間がやってきたのは <br />
もう3月なのに雪が降ったりした日 <br />
<br />
この雪は、なんで今頃降っているのか <br />
地面に落ちる瞬間に気がついたりはしないのか <br />
<br />
あれ、いま梅が見えたんだけどな <br />
このまま降ってもいいんだろうか？とかそんな風に <br />
<br />
地震が大地を引き離すように <br />
倫理が、その人を連れ去ってしまう <br />
<br />
何のための雪なのか <br />
何のための恋なのか <br />
<br />
誰のための言い訳なのか <br />
誰のための傘なのか <br />
<br />
人は、大事な方に嘘をつくのだから <br />
できれば、嘘をつかれたいけれど <br />
やはり、嘘は嫌な気もする <br />
できたら、ゆっくりした嘘がいい <br />
<br />
そして、わたしは <br />
ゆっくりとサヨナラをとなえてみる <br />
<br />
そうしたら、彼だって <br />
ゆっくりと手を振るだろう <br />
<br />
最後は、二人でゆっくりとした嘘をつく <br />
<br />
サヨナラ]]>
    </description>
    <category>詩</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E8%A9%A9/%E3%82%B5%E3%83%A8%E3%83%8A%E3%83%A9%E3%80%82</link>
    <pubDate>Wed, 31 Aug 2011 02:31:34 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>夜が明けたら（3.11に思う）</title>
    <description>
    <![CDATA[君のことを想うのは <br />
いつもの日常と何ら変わりないのだけれど <br />
<br />
<br />
ただ愛してるとか <br />
今度いつ会えるとか <br />
本当に私を好きなのかしらとか <br />
<br />
そんな風に君を想うことは <br />
すごく幸福なことで <br />
<br />
暗闇の一粒の光のように私を包む <br />
そんな奇跡的な幸福という日常は何処へ行ったのだろう <br />
<br />
<br />
誰かを傷つけることを恐れて <br />
たくさんの言葉を飲み込んだ毎日は何処へ行ったのだろう <br />
<br />
<br />
暗闇を歩くことを恐れて <br />
君という光を真っ直ぐに見つめなかった毎日は何処へ行ったのだろう <br />
<br />
<br />
あの大切な毎日は何処へ行ったかわからない <br />
君のややこしい思想や <br />
2人の邪魔をするプライドとか <br />
ちょっと柔らかな言葉使いや <br />
少し癖のある喋り方は <br />
今も海馬の中に在るのに <br />
<br />
<br />
また今度。 <br />
あきらめきれないのに <br />
泣きながら、泣きながら、あきらめたり <br />
<br />
来週はきっと会える。 <br />
希望的観測に <br />
うなだれて、ため息ついて、頷いたり <br />
<br />
<br />
突然に揺さぶられ <br />
暗闇の中に放り出された <br />
その瞬間は現実だと認識しながら <br />
<br />
錯乱している <br />
逃避している <br />
それでも、今日も、君を想う <br />
<br />
<br />
星を見ても、月を見ても、雪を見ても <br />
君を想う、君だけを想っている <br />
<br />
此処に私がいることはまぎれもない現実 <br />
<br />
<br />
いつか結ばれる。 <br />
それが叶わない願いでも <br />
<br />
君は運命の人。 <br />
それが過ちと呼ばれる恋でも <br />
<br />
暗闇に灯りをともすように <br />
少しずつ思い出すことにした <br />
そうしてる間、君を失うことはない <br />
だから思い出すことにした <br />
<br />
君のいない世界は真っ暗 <br />
<br />
すぐに会いに来て <br />
誰かを傷つけるとしても会いに来て <br />
そんな言葉は届かないけど吐き出してみる <br />
<br />
どんな言葉も届かない電子の波に乗って眠ろう <br />
どうせ届かないけれど <br />
永遠に届かないけれど <br />
そんなことは取るに足らないようなこと <br />
<br />
<br />
この非凡なる暗闇のような日常で <br />
私は君に会いたいだけです、ただそれだけ。 ]]>
    </description>
    <category>詩</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E8%A9%A9/%E5%A4%9C%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%91%E3%81%9F%E3%82%89%EF%BC%883.11%E3%81%AB%E6%80%9D%E3%81%86%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Wed, 31 Aug 2011 02:30:11 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>生きる。</title>
    <description>
    <![CDATA[「先生、あのね」 <br />
<br />
背骨の中に空気を通すように呼吸してから <br />
私は先生に言ってみた <br />
思ってることを言ってみた。 <br />
<br />
地球に在るもの、すべての事や物や人や場所は変わるんだな <br />
それは、善悪とか、正誤とかが及ばないことなんだね <br />
<br />
私が、右手に握っている携帯を開こうが閉じようが <br />
地球にしたら、そんなこと、さもないことであって <br />
<br />
久しぶりに、ふと思い立って <br />
懐かしい、あの場所に行ってみたら <br />
なんとなく空気が変わったなと感じるときがあるし <br />
<br />
もう、此処は私の居場所ではないんだと <br />
本能的に感じられる瞬間があるよ <br />
<br />
そんなときに、あぁ私は間違いなく生きていると思う <br />
自分が居心地良いか悪いかが日替わりでね <br />
人に対してもそうなんだ <br />
会いたい人と会いたくない人が日替わりなの <br />
そんなときに、あぁ、生きているな。と痛感するよ <br />
<br />
一気にまくしたてた <br />
少し息が上がるくらいだった。 <br />
<br />
あんまり、一気にしゃべったので <br />
少し黙っておこうと思った <br />
なにしろ、人生はバランスが大切だから <br />
<br />
ただ、先生と並んで歩きながら <br />
<br />
思いっきり喧嘩した女の事や <br />
さんざんSEXした男の事や <br />
泣きながら見つめた夕日の事や <br />
うつむいて蹴とばした水たまりの事なんかを <br />
ぼんやりと思い出しながら私は笑った。 <br />
<br />
おやおや、まったく、という顔で、優しく先生も笑っていた。 <br />
<br />
先生の笑顔は、いつでも好印象だ <br />
少なくとも、私にとっては好印象の笑顔だ <br />
<br />
あの日、あんなに大きく揺れたことを <br />
目を閉じて思い出してみる <br />
目を開いてみたら <br />
何一つ変わらない私が此処にいる <br />
<br />
今日も、あのビルは恐ろしく高くそびえているし <br />
明日には出せない色合いで日は沈もうとしている <br />
<br />
トラックや乗用車、自転車にバイク <br />
子供や大人や、老人や学生が <br />
当たり前のように、私と先生のそばを通過してゆく <br />
それは、私たちが通過していることでもある <br />
<br />
そんな風にしながら <br />
時間は確実に流れてゆく <br />
私は、あの日を忘れないけれど <br />
毎日少しずつ忘れてゆくのだから <br />
<br />
あぁ、生きているというのは <br />
かくも美しく素晴らしいことなのだと思いながら <br />
丁寧にお辞儀して先生と別れた。 <br />
]]>
    </description>
    <category>詩</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E8%A9%A9/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%82</link>
    <pubDate>Wed, 31 Aug 2011 02:29:08 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>理性的判断中毒。</title>
    <description>
    <![CDATA[昨日まで光って見えていた空が曇って見えた。 <br />
<br />
<br />
胸に抱いた喜びに追い詰められるとき <br />
その名を呼んでみる、白い天井に向かって <br />
<br />
やめた方がいいのにやめられないこと。 <br />
そこいらへんに転がっているね、たくさん転がっています。 <br />
<br />
そのような、そのような、 <br />
やめるべき事柄にがんじがらめにされた <br />
うつろな私よ、愛は何処ですか？ <br />
<br />
<br />
うつろな目をしたこの女は <br />
不自由を感じながらも <br />
本日も欲望への従属を避けられないのである <br />
<br />
<br />
ついつい、煙草に手を出す不自由 <br />
ついつい、酒に手を出す不自由 <br />
ついつい、愛に手を出す不自由 <br />
ついつい、彼岸に手を伸ばす不自由 <br />
<br />
<br />
欲望を抑制しなさい、わたし。 <br />
<br />
<br />
止めたほうが自由なのだから <br />
理性的にはそうなのだから <br />
<br />
すぐさま、その手をひっこめよ <br />
ひっこめてみたものの、この虚しさは耐えがたいほど <br />
<br />
<br />
このような、理性的判断というものは <br />
なんと、愛の少ないことであろうか <br />
<br />
<br />
このままでは、理性的判断中毒となり <br />
私の中から愛が消えてしまうのではないかしら <br />
<br />
<br />
理性的判断における自由と <br />
欲望が一致するときに <br />
私たちは真に幸福となるのではないかしら <br />
<br />
<br />
だけれども、私の命には残念ながら限りがあって <br />
その一致を見届けることも、経験することもないのだから <br />
泣きながら眠ることにしよう <br />
<br />
<br />
善人が幸福だとは限らない <br />
悪人が不幸だとは限らない <br />
<br />
私が愛されてるとは限らないように <br />
あなたも、愛されているとは限らないのだから <br />
<br />
<br />
私はできたら悪人にはなりたくないのだと叫ぼう <br />
出来うる限り善い人でありたいと叫ぼう <br />
<br />
<br />
理性的判断中毒。]]>
    </description>
    <category>詩</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E8%A9%A9/%E7%90%86%E6%80%A7%E7%9A%84%E5%88%A4%E6%96%AD%E4%B8%AD%E6%AF%92%E3%80%82</link>
    <pubDate>Wed, 31 Aug 2011 02:28:10 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>昨日夜中にバターを舐めた。</title>
    <description>
    <![CDATA[あんまり怖いと <br />
人は不思議な行動をとるものです。 <br />
<br />
夜中に冷蔵庫を開けて <br />
バターをぺろぺろ舐めました。 <br />
<br />
本当は、君を舐めたいところだけれど <br />
バターをぺろりと舐めました。 <br />
<br />
君の寝顔を思い浮かべては <br />
ときおり泣いて鼻をかみました <br />
<br />
でも、あまり泣いたりすると <br />
ティッシュの無駄遣いになるなと思い <br />
涙を流さず泣きました <br />
<br />
いわゆる、泣きまねです。 <br />
<br />
えーん、えーん、と声にして <br />
君を想って泣きました。 <br />
<br />
ちっとも泣いてる気がしないので <br />
私の気持ちは冷めてゆく ]]>
    </description>
    <category>即興の詩たち。</category>
    <link>https://mizunomiyako.blog.shinobi.jp/%E5%8D%B3%E8%88%88%E3%81%AE%E8%A9%A9%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%82/%E6%98%A8%E6%97%A5%E5%A4%9C%E4%B8%AD%E3%81%AB%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E8%88%90%E3%82%81%E3%81%9F%E3%80%82</link>
    <pubDate>Wed, 31 Aug 2011 02:27:35 GMT</pubDate>
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